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体の中から日焼け対策!日焼け防止に効く食材10選!!

Date. 2014 August 21

夏の強い紫外線は女性のお肌の大敵!紫外線は肌の老化を早め、シワ・シミを引き起こすのはもうみなさんご存知だと思います。日焼け止めや帽子、サングラス、日傘など必死に日焼け対策していたのに、気づいたらうっすら焼けていた・・・なんてことも。外側の日焼け対策に加えて、体内からも日焼け対策しましょう!ここでは食べるだけで日焼け防止に効果的な食材を紹介しちゃいます!

1.トマト、赤色の果物

特に調理されたトマトには多くのリコピンが含まれます。リコピンとは赤い果物に含まれるカロテノイド色素で、植物はこの色素を太陽から身を守るために活用することが知られています。なのでカロテノイドを多く含んだ鮮やかな色をした果物や野菜を摂取することで日光に対する耐性を上げることができます。

トマトは加熱するとリコピンが増加することが知られていて、トマトペーストをテーブルスプーン数杯分摂取するだけでも日光対策として有効であることが研究で明らかになっています。赤い果物全てにこの色素が含まれていて、特にスイカやグレープフルーツに豊富に含まれています。甘いものよりも辛いものの方が好み、という方はチリパウダーも効果的!チリパウダーにはビタミンEが含まれているのです。

2.ブロッコリー、葉菜類

緑の野菜は、日焼け防止に効果があり、日焼けした肌を修復する作用もあります。βカロチンに加えて、緑の野菜の多くは葉酸やビタミンA、C、Eを含んでいます。特にブロッコリースプラウトには皮膚がん予防に効果があるとされているスルフォラファンが多く含まれています。

緑の野菜を多く摂取するためのコツはいつも食べるものに混ぜ込んでしまうことです。パスタソースやスムージーに葉菜類を追加したり、レタスの代わりにスプラウトにしたりなどちょっとした工夫で摂取量は簡単に増やせます。

3.サツマイモ

リコピンと同様に果物や野菜に含まれるオレンジ色素であるβカロチンも日焼け対策として効果的。βカロチンを最も多く含んでいる野菜はサツマイモです。紫色のサツマイモにはシアニジンやペオニジンなど、UV対策の化粧クリームにも使用されている酸化防止効果のある色素が多く含まれています。

βカロチンは、他にもにんじんや緑の野菜にも多く含まれています。

4.魚

鮭やニシン、サバ、マスやイワシなどの冷水魚には日光から肌を守る効果のあるオメガ3脂肪酸が多く含まれています。

トランプのカードの大きさくらいの魚を週に2回ほど食べることで十分な量のオメガ3が摂取できるといわれています。魚があまり得意でない方はフィッシュオイルなどのサプリメントで摂取することもできます。

5.ザクロ

ザクロには多くの酸化防止剤が含まれていることが知られています。専門家によると「日光に対する肌の強さを25%引き上げる」効果があるそうです。また一部の研究者によるとがん細胞を抑制する効果があるといわれています。

ザクロの種はサラダに混ぜてもデザートのトッピングとしてもなかなか魅力的な存在。ジュースにしてもとてもおいしいです。

6.お茶

黒、白、緑の色をしたお茶には紫外線から肌を守ってくれる2種類のフラボノイドであるポリフェノールとカテキンが多く含まれています。中でも緑茶にはポリフェーノールである没食子酸エピガロカテキンが多く含まれているので効果的だといわれています。抹茶には中国産の緑茶の137倍、他の緑茶の少なくとも3倍の没食子酸エピガロカテキンが含まれており、最も効果的だと言われています。

没食子酸エピガロカテキンは日常的に摂取することにより日光による肌の老化を遅らせ、皮膚がんを予防し、腫瘍細胞を抑制する効果があることが分かっています。この効果を得るためには一日二杯以上のお茶、特に緑茶を飲むのがオススメです。

7.フラックスシード(亜麻)

フラックスシードはよく全粒穀物に含まれていています。良質のオメガ3、食物繊維やリグニンなどの酸化防止剤が大量に含まれていて、がん予防にも効果があるといわれています。

フラックスシードはサラダやスムージーやパンに混ぜてもおいしく食べることができ、一日につきティースプーン半分くらいで効果があるそう。味があまり得意ではないという方はフラックスシードオイルのサプリメントもあります。

8.ダークチョコレート

カカオ70%以上のダークチョコレートにはお茶の4倍のフェノールやカテキンが含まれていて、日焼けに対する耐性を最大25%強める効果があります。摂取量としては1日60グラムくらいが推奨されています。

ですが、ダークチョコレートの代わりにミルクチョコレートでは効果が期待できません。ミルクチョコレートに含まれるミルクはポリフェノールが体内に吸収されるのを抑える効果があるからです。

9.ココナッツオイル

スキンローション代わりや髪のコンディショナー代わりにココナッツオイルが使える、ということは多くの方がご存知と思いますが、ココナッツオイルには健康になる効果もあるのです。ココナッツオイルには中間鎖脂肪酸や飽和脂肪が多く含まれ、日焼け対策として効果的です。

摂取量は1日に1/4カップくらいの摂取量が理想。そのままでも味が平気な方であれば朝夕とスプーン1杯ずつ飲んだり、トーストに塗ったり、お茶に入れるのもおすすめ。またベジタブルオイルやその他の料理用のオイルの代わりとしても使用できます。

10.アーモンド

アーモンドはビタミンEを最も多く含んだ食べ物のひとつです。毎日20粒のアーモンドを食べる人は、アーモンドを食べていない人よりも日焼けしにくかったという結果が明らかになっています。アーモンドは紫外線ダメージから皮膚を守ってくれるケルセチンというフラボノイドが大量に含まれています。

プレーンで生の状態のアーモンドが最もヘルシーですが、そのままでは苦手、という方はローストしたりスパイスが追加すると食べやすくなります。またピーナッツバターの代わりにアーモンドバターを使ってみたり、スムージーやオートミールにアーモンドミルクを使う、というのもオススメです。