文化が違えば常識も違う！海外のムダ毛処理事情
Date. 2014 August 13
近年の日本では、“女の子はムダ毛を処理することが当たり前”になってきています。好意を寄せていた女の子のワキから、ムダ毛がチラっと見えて気持ちが萎えてしまった・・・なんて声も耳にします。
でもこの「ムダ毛は処理して当たり前」の風潮は日本に限ってなのでしょうか？
海外の“ムダ毛”事情についてまとめてみました♪
アメリカのムダ毛処理事情
アメリカは脱毛先進国と呼ばれるほどムダ毛の処理が盛んに行われていて、腕や脚、ワキの処理よりもアンダーヘア（VIO）の処理が“当たり前”となっているようです。
カミソリや脱毛クリームの他に、ワックスでの脱毛も盛んで、美容室やネイルサロンでもやって貰うことが出来ます。
引用元：www.funlearning.co.jp
世界的ヒットとなったドラマ「セックス・アンド・シティ」の中でも、ハイジリーナ脱毛を話題にするシーンがありましたが、ムダ毛の処理は身だしなみ。処理をしていないのはマナー違反になるようです。
日本ではムダ毛の処理は主に女性がするものとなっていますが、アメリカでは男女問わず盛んで、男性もワキから下の毛まで、ほとんどの人が処理しているようです。
脱毛までいかずとも、トリミングして整えることはエチケットの一貫とのこと。
サウナなどにアンダーヘアを処理せずに入ると不潔に思われたり、なぜ処理していないのかと不思議がられてしまうこともあるようです。
男性もワキやアンダーヘアを処理しているのは、日本ではまだまだ珍しいのではないでしょうか。
アメリカでは脱毛グッズもたくさんの種類があり、ムダ毛処理への意識の高さをうかがい知る事ができます。
男性が胸毛や背中の毛を処理することも一種のステータスとして浸透してきているようで、若い人のみならず40代50代の男性の間で行われることも珍しくありません。
ブラジルのムダ毛処理事情
引用元：matome.naver.jp
Tバック発祥の地であるブラジル。そんなブラジルにおいてアンダーヘアの処理は、不可欠！ブラジルでは、アンダーヘアの脱毛はワックス脱毛が主流で、また、アンダーヘアのほとんどの毛を脱毛することを「ブラジリアンスタイル」と呼ぶ場合もあるほどです。
ここ数年でTバックの水着が世界的に流行したことで「ブラジリアンワックス脱毛」もポピュラーになってきました。
ヨーロッパのムダ毛処理事情
元々ムダ毛を処理する習慣があまりなかったヨーロッパでもここ数年はムダ毛の処理も主流になってきたようです。特にイギリスやフランスでは17歳以上の女性のうち99％はワキや足、VIOラインの脱毛を行っているそうです。
中にはムダ毛の処理をすることを否定するフェミニストの意見もあるそうですが、「ムダ毛ない肌が美しい」という考え方はやはりあるようで、モデルやタレントさんはもちろん、一般女性もドレスを着るときにはムダ毛を処理します。
VIOの処理についてはかなり支持があるようですが、それ以外の部位については比較的寛容な声も多いようです。
男性がVIOの処理をしていることも一般的で、女性も男性も手軽なワックス脱毛で処理される場合が多いようです。
中国のムダ毛処理事情
引用元：matome.naver.jp
中国にはムダ毛の処理に関心がある人は少なく、女性でもワキの毛の処理さえも「考えたこともない」という人が少なくないようです。
ただし、最近では都会の方ではムダ毛の処理をする文化が定着しつつあり、ムダ毛を処理することはハイステータスの象徴になってきたようです。
とはいえレーザー脱毛は高価ですから、カミソリでの処理が主流です。
中国では、「日本に旅行に行ったついでに脱毛をする」という旅行のプログラムもあるそうです。
韓国のムダ毛処理事情
韓国人はもともと体毛が薄い人種ということもあり、韓国ではモデルやタレントさんですらムダ毛の処理をしていない人が多いようです。
また、産毛が肌を守っているという考え方もあり、美肌の秘訣は産毛のおかげとする意識もあるようです。確かに、毛は紫外線から肌を守ったり、乾燥を防ぐ役割もあります。
とはいえ、ワキの毛の処理は一般的になっているようで、韓国では日本の半額程度で光脱毛やレーザー脱毛ができることから、日本から旅行のついでに施術を受けてくる人もいるようです。
中東・イスラム圏のムダ毛処理事情
中東やイスラム圏では、男女ともにムダ毛の処理をしていて、結婚した女性は全てのアンダーヘアを除去するのが身だしなみとされています。これは美しく見られたいという理由からではなく、イスラムの宗教的な理由で、「コーラン」に無駄毛の処理についてが書かれているほど。
また、乾燥し暑い中東の気候では、毛にシラミがつきやすく、ムダ毛は細菌の温床となり不衛生なのだそうです。特に女性は全身のムダ毛を処理しています。
引用元：woman.infoseek.co.jp
いかがでしたか？体毛に対する考え方や捉え方は、習慣や文化によって違いがあるようですね。「美しさ」からだけでなく「清潔面」からムダ毛の処理をするという国が多いのも納得できるのではないでしょうか。
